TCP (TAPE CARRIER PACKAGE)
- TCPとはTape Filmを実装基板としてTAB(Tape Automated Bonding)方式のTAB FilmとFlip Chip Bonding(or LOC)方式のCOF Filmが使われる。
- TAB FilmはPolyimide Filmを基板として、接着剤と銅箔を貼り合わせた3層構造で、銅箔はDisplay Driver ICをAu BumpでDie BondするInner LeadとGlass基板やPCBにマウントするOuter Leadで構成される。
COF FilmはTAB Filmと同じ機能を持っているが、High FlexibilityとFine Pitchに適合するようにPolyimide FilmにCuをメッキした2層構造の原資材が使われる
TCP の歴史
TABは多数の半導体のLead実装のため80年代末に導入されたPackage方式で、88年ごろからDisplay Driver ICに使われ始めて本格的な成長期に進入することになった。COFはDisplayの大型化/高解像度の推移によるDriver ICの微細ピッチ化に対応するためTABの代替用で1990年代末に開発され、現在はCOFが主に使われている。
TCP(COF) 機能
DisplayモジュールはDisplayパネル、ドライバーICとPCB基板の回路部品で構成、
TCP(COF)は相互に電機的信号を繋いで画面の色を実現する。